読書をさせると国語の成績が下る!


◎受験の神様が教える難関中学合格の「親力」

   



■読書をさせると国語の成績が下る!

 

「国語の成績アップに読書は有効」という認識を抱いている親御さんは多いようです。

そのため、わが子に読書を半ば強制するケースも見られます。

 

しかし、こうした“読書至上主義”ともいえる考え方は、脳機能を扱う医者として大いに疑問を感じます。

また、学習医学研究所で行った調査でも、読書と国語の成績について相関分析を行うと、間違ったやり方で子どもに読書をさせると、国語の成績を下げる傾向があることがわかりました。

 

もちろん、子どもが好きであれば読書そのものを否定するべきではありませんが、中学受験のために間違った方法で読書を強いるのは、とても危険です。

受験には受験用の読み解き方があるからです。

 

 

国語の入試問題で最もウエイトが大きいのは「読解問題」。

課題文から著者の主張を読み解くことが問われます。

 

国語の読解問題は「設問」が案内役となって、読み解き方を丁寧に教えてくれる構造になっています。まずは、このことをきちんと頭に入れておきましょう。

 

ありがたいことに、最近では、私自身の著作物から国語の問題が出題されることもよくあります。

課題文の著者としての立場から入試問題を検討すると、出題者がいかに文章を読み込んでいるのかがよくわかります。

下手をしたら、執筆した私自身より、出題者のほうが文章の理解が深いと感じることさえあるのです。

 

例えば、私の著作から出題された入試問題でもよくあるのですが、2つのキーワードを対比的に使うと、主張したいことを整理するのに役立ちます。

それが技巧として上手く機能していたら、出題者は見逃しません。

2つのキーワードは、必ずといっていいほど試驗で問われます。

「四角に入る言葉は何ですか」といった設問です。

 

 

設問を解くことで「キーワードを対比的に使うと、文章の内容が引き立ってわかりやすくなる」という論述法を学ぶことができ、文章の読み解き方への理解が深まっていくのです。

 

これに対して、普通の読書を通じて子どもが文章の読み解き方の理解を深めていくのは非常に困難です。

案内役となる設問がなければ、ただ子ども自身の興味に合わせて読み進めていくだけです。

本に書かれている内容は頭に入るかも知れませんが、文章の読み解き方のスキルは頭に入りません。

 

では、子どもには、読書をやめさせたほうがいいのでしょうか。

そんなことはありません。

読書には、国語の成績を上げる読書法と、成績を下げてしまう危険な読書法があるのです。

この2つの差を親はしっかりと理解し、正しい方法で子どもに読書をさせるべきです。

 

この章の前半では、その具体的な方法をわかりやすく説明しましょう。・・・

 


新刊本、2016年7月5日発売!(初版18000部)

◎受験の神様が教える難関中学合格の「親力」

 

灘中→東大→東大大学院→国家公務員試験一種2年連続合格→NHKアナウンサー試験→医師国家試験→政策秘担当書資格→衆院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士取得と、名だたる難関試験をすべてストレートで合格した"受験の神様"。

 

東大赤門前にクリニックを構え、難関中学受験を目指す親子に学習指導し、

大手進学塾にもアドバイスする受験のエキスパートが、

これまでの中学受験本では語られてこなかった

目からウロコのメソッドを初公開します

 


◎目次
序 章 中学受験は絶対おすすめ
第1章 有名中学合格は親次第
第2章 親子で過去問にチャレンジ
第3章 過去問を「実体験」する
第4章 わが子を合格に導く親のサポート法
第5章 中学受験に合格する遊び方
第6章 吉田たかよし式 有名中学<科目別>攻略法
第7章 合格する家庭がやっていること
第8章 親子で突破! 中学受験合格作戦
第9章 わが子の可能性を広げる方法
第10章 中学受験に失敗する親がやっていること