先週、文化放送ソコダイジナトコ「ドクターたかよしの140歳まで前向き生活!」で話したこと、時間の都合で話しきれなかったことを公開!

今朝のテーマ!
 亜鉛を征する者は健康を征する!

吉田照美さん   
先週、発売となりましたドクターたかよし渾身の新書、
「元素周期表で世界はすべて読み解ける ・・ 宇宙、地球、人体の
成り立ち 」
光文社新書より大好評発売中です!

売れているようですね。

吉田たかよし 
この番組のリスナーの方のおかげです!

盛り上げてくださっている!心から感謝!!
     
吉田照美さん   
さて、今週はどんな元素について、ですか?

吉田たかよし   
今週は『亜鉛』についてお話したい。
         亜鉛を征する者は健康を征する!
吉田照美さん   
またまた・・・!

たかよしさんは大げさだから・・・!

でも、冗談なのか本気なのかわからないから、突っ込んでいいかどうかもわからない・・・。(笑)

吉田たかよし  
いやいや、本当なんです!・・・・・(以下解説)

亜鉛は周期表でいうと30番。典型元素。
夕刊紙などには「亜鉛で夜も元気!という宣伝文句が踊っていて、亜鉛』=「強壮剤?」のようだが、これは不正確。
亜鉛がないと精子がつくれなくなる。

亜鉛はイオウと結合しやすい。

イオウは重要な酵素の中核を担う
だから亜鉛が足りなくなると、全身の酵素がうまく働かなくなり、細胞も分裂できなくなるし、神経細胞も機能がおかしくなる。

ここで、周期表をチェック!
周期表で「亜鉛」を見てみると・・・
すぐ下は「カドミウム」その下は「水銀」・・・。
聞いたことのある人体にとって有害な金属。
カドミウム ⇒ 「イタイイタイ病」水銀    ⇒ 水俣病(熊本) 第二水俣病(新潟)               人体はカドミウムと水銀を亜鉛と間違って取り込み、亜鉛の働きを妨害。
その結果、神経が暴走。

だから、微量とはいえ、環境に漏れだしたカドミウムや水銀の被害を防ぐには、亜鉛を多めに取ること。
亜鉛を多く含むのは、牡蠣が有名だが、その他、牛肉、うなぎ、ナッツ類。



 



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