一言でいうと…
✔ 脳機能と年収の関連を分析した調査では、記憶力が良くても年収は増えないという結果でした。
✔ 年収を増やすには、記憶力より思考力を高めるほうが効果的です!
✔ 脳機能の中で最も年収に大きな影響を与えるのは、嫌なことでも先送りせず、最後までやり抜く力だという結果でした。
✔ 意欲は遺伝的に決められている割合が小さく、メンタル医学と脳科学を応用すれば、大人になってからでも高めることができます!
文化放送「ニュースワイド SAKIDORI」でご紹介した、すぐやる人に変わるメンタルトレーニングについて、こちらのページでも情報を公開します。
興味をもたれた方は、ぜひ、『一瞬で「すぐやる人」に変わる本』(コスミック知恵の実文庫)をご一読ください。
面倒くさい仕事をついつい先送りすることってよくありますね。
実は、私の心療内科クリニックでも、先送りを治すって、大切なテーマなんですね。
もちろん、うつ病になってしまったら、やるべきことをすぐにできる人なんていません。
でも、そうではなくても、脳がストレスを抱え込むだけで、ほぼ全員。先送り癖は強くなる傾向があるんです。
だから、メンタル医学と脳科学によって治す、つまり、すぐやる人に変えることが、心療内科医としても私の大事な仕事でもあるんですね。
そのノウハウを解説したのが『一瞬で「すぐやる人」に変わる本』なんです。
今日はその中から、一部をご紹介しますね。
まず、先送り癖を治す大切さを理解していただきたいんですよ。
すごく興味深いデータがあるんですね。
脳機能が年収にどう影響するか調べたものなんですね。
意外にも、記憶力によって年収が左右されるのは、すごく少ないという結果だったんです。
つまり、記憶力が良くても、ほとんど年収はアップしないということなんですよ。
世間では、とにかく記憶力が大事って、思い込んでいる人が多いですよね。
でも、現実は、そうでもないんですね。
今後、ITの普及で、記憶力が重要ではなくなる社会が来るって言う識者も多いですね。
でも、実は、そんな時代は、もうとっくにやって来ているんですよ。
一方、思考力、つまり考える力は、記憶力よりは年収に左右するんですね。
確かに、記憶力よりは、社会で活躍するのに、大事な要素だというのは、実感している人が多いと思います。
この点では、最近の中学入試も大学入試も、私は評価したいですね。
丸暗記の記憶力より、思考力を重視する問題を出すように、傾向が変わってきていますからね。
でも、思考力より、もっと大事な脳機能があるんですよ。
嫌なことでも先送りせず、最後までやり抜く力が、飛び抜けて重要なんです。
これは、思考力より、さらに大きな影響を年収の額に与えているという結果だったんですよ。
理由は、意欲さえあれば、仮に瞬発的な思考力が低くても、じっくり時間をかければ、正解にたどり着けるということにあります。
また、自分の思考力で足りなければ、思考力が優れた人に、頼むこともできますね。
人間のありとあらゆる脳機能の中で、意欲はオールマイティー、つまり万能の能力といえるんですね。
自分の年収を増やしたい・・・。
あるいは、かわいいわが子に、将来、いっぱい収入を稼げる大人になってほしい・・・。
そう思ったら、真っ先にやるべきことは、意欲がアップする脳に変えることなんです。
もう一つ、重要なのは、意欲は持って生まれた遺伝で決定されている割合が小さいということです。
これは、どうかということかというと、ヤル気が出やすいかどうかは、持って生まれた能力として決定されているというわけではないということです。
つまり、ちょっとした努力で、ドンドン高められるということです。
一方、記憶力の中でも丸暗記の能力は、遺伝で決定している割合が大きいので、 大人になってから伸ばすというのは、なかなか、簡単ではありません。
だったら、ヤル気を重点的に鍛えたほうが、投資効率がよいわけです。
どうですか?
すぐやる人に変わるための努力を、ちょっと頑張ってみようかなって、思いませんか?
メンタル医学や脳医学を応用した具体的な方法は、こちらでご紹介しています!
ぜひ、『一瞬で「すぐやる人」に変わる本』(コスミック知恵の実文庫)をご一読ください!