ヤル気を高めるA10神経!

A10 dopamine neurons


 

✔ 脳内に張り巡らされたA10神経を刺激すると、ヤル気が自然に湧いてくるように脳が設計されています

 

✔ 気合や根性で頑張ろうとしても、A10神経は刺激できず、ヤル気はすぐに消滅します!

 

✔ A10神経は、世間体を意識した偽物の目標では反応せず、ヤル気はアップしません。

 

✔ 脳が本能的に求める野望や願望を夢として意識すると、A10神経が目覚め、ヤル気が永続します

 


一瞬ですぐやる人に変わる本

ヤル気を高めるためには、仕事であっても勉強であっても、脳内に張り巡らされたA10神経を目覚めさせる必要があります。

 

そのためには、どうしたらいいのか・・・。

 

『一瞬で「すぐやる人」に変わる本』(コスミック知恵の実文庫)という本の中でら、第1章に書いた記事が参考になると思います。

 

出版社の許可を得て、一部を公開いたします。

 

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A10神経が脳を劇的に変える!


「根性でがんばるぞ」というように精神力だけで仕事や勉強に打ち込もうとしても、長続きしないということは、どなたも苦い経験を通して実感しているはずです。

 

挙げ句の果てに、頑張ること自体にも嫌気がさしてきて、元の木阿弥どころか、以前の努力さえもできなくなる…などということもよくあることです。

 

病的に意欲が低下した状態を精神医学ではアパシーと呼びますが、私のクリニックにも精神論を振りかざして頑張った結果、メンタル面の病気になってしまった患者さんが少なくありません。

 

 

そんな問題を一気に解決してくれるのが、脳内に張り巡らされたA10神経(A10 dopamine neurons)を上手く利用するということです。

 

これによって、状況は激変します。

 

どなたも、もとから興味がある趣味や、やりたかった仕事に取り組むときには、どんな妨げがあろうとも苦に感じるどころか、やる気がわきあがってくるはずです。

 

 


A10神経は本能の力で目覚める!


 これがA10神経(A10 dopamine neurons)のパワーなのですが、メンタル医学や脳科学を応用すれば、勉強や仕事であってもA10神経を味方につけることができるのです。

 

そのために、まず心がけていただきたいのは、勉強や仕事の目的を本能に一致させるということです。

 

 

たとえば、草原に眠っているライオンを動かしたいときに、直接、引っ張ったり、押したりしても、思い通りに動いてはくれません。

 

もし、強引にこれらを実行しようとすれば、あなたがケガをするか、命の危険にさらされるだけです。

 

 

しかし、空腹のライオンがひとたび餌を見つけたら、状況は一変します。

 

えさが遥かかなたにあっても、大好きなえさが自分のものになると知ったライオンは、一直線に対象物に向かって全力疾走していきます。

 

 

そうなる理由は、獲物を捕らえるというライオンの「目的」とお腹いっぱいえさを食べたいという「本能」が結びついたからです。

 

その瞬間、脳内に張り巡らされたA10神経にインパルスと呼ばれる電気的な刺激が駆け巡り、強力な意欲が生み出されるということが、脳科学の研究で明らかになっているのです。

 

 

本能と行動が結びついたら驚くほど意欲が高まるというのは、人間の脳でもまったく同じことです。

 

だから、楽しいことだったら、努力しなくても頑張れるわけです。

 

 

 


世間体の願望ではA10神経は動かない!


その対極にあるのが、目的を遂行するために、「自分はこうすべきだ」「こうあらねばならない」と、精神論の面からグダグダ考えるというやり方です。

 

これでは、結局のところ、いずれやる気が出なくなり、三日坊主になるだけだというのは、あなたも苦い経験を通してわかっていることだと思います。

 

 

そうならないよう、真っ先に行うべきなのは、「私はこれがしたい」「これを手に入れたい」という本当の願望をきちんと把握することです。

 

私の心療内科クリニックでは、ご病気の方の治療だけではなく、モチベーションについてのカウンセリングも行っているのですが、大半の方は、「自分の願望なんてわかっています!」といいます。

 

きっと、あなたもそう思っているはずです。

 

 

でも、私は断言します。

 

多くの方が自覚している願望は、世間体であったり、ないものねだりであったり、表面的な願望であって、本能を呼び起こす本当の願望ではない場合がほとんどです。

 

そんな願望では、A10神経は、ダイナミックな活動はしてくれません。

 

偽物の願望を追い続ける限り、今後も、やる気が出続けるということは期待できないでしょう。

 


コンプレックスこそ宝の宝庫!


 では、脳内のA10神経を揺り動かす本当の願望というのは、どういうものでしょうか。

 

私のカウンセリングを受けてくださる方に、「願望はなんですか」とうかがうと、「志望校に合格する」「医者になる」「弁護士になる」「社長になる」といった答えが返ってきます。

 

目標としては大いに結構なのですが、これらは、「本当に自分がしたいこと」そのものではありません。

 

「本当に自分がしたいことを実現するためのプロセス」にすぎないのです。

 

つまり手段としての「目標」にはなりえても、「本当に自分がしたいこと」そのものではないということです。

 

 

なんだか説教くさい話だと思われたかもしれませんが、誤解しないでください。

 

本当の願望を自覚するというのは、精神論のために言っているのではありません。

 

脳内のA10神経を活動させることによってやる気を生み出すために、本当の願望を自覚することは避けて通れない大事なステップなのです。

 

 

そこで、脳内のA10神経を効率よく目覚めさせることができる本当の願望を、誰でも簡単に見つけ出せる方法をご紹介しましょう。

 

アメリカでは、多くのエリートビジネスマンが取り入れ、その効果で巨万の富を築き上げた人もいます。

 

また、私のクリニックでは、うつ病を乗り越え、東大や医学部に合格できた人も多くいます。

 

 

 続きは、ぜひ、『一瞬で「すぐやる人」に変わる本』(コスミック知恵の実文庫)をご一読ください!

 

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