今どきの大人を動かす「ほめ方」のコツ29


FM「ハッピーモーニング」でオンエアーさせていただいた内容の一部をご紹介します!

 

吉田たかよしのFOCUS:第243回

『脳科学で解明!今どきの大人を動かす「ほめ方」のコツ』

 

 

ほめ方についての最新研究をご紹介したいと思うんです。

 

数年前から、ほめれば人は育つというのが、ちょっとしたブームンいなっていますよね。

 

会社の部下や家庭で子どもを、やたらとほめる人が増えたちゃた。

 

でも、いざ、やってみたら、ほめられた部下や子どもが、増長しちゃって、悪影響のほうが多かったという経験があるのでは?

 

 

これを防ぐ方法が研究で明らかになったんです。

 

ほめられた人の脳で何が起きるか調べられたんです。

 

そうしたら、脳内のA10神経が活性化し、ドーパミンを分泌。

 

これによる快感で、ほめられると気持ちがいいわけです。

 

 

でも、副作用で自己愛が膨らんで、わがままになるんですよ。

 

これは、どんな人格者でも起こる。

 

人格者は自分の意思で押さえ込んでいるだけなんです。

 

人格者でない人が増長するのは当然だということです。

 

 

これを防ぐ方法が見つかった。

 

それは、ほめた後で次の目標を示すということだったんです。

 

 

たとえば、子どもが試験で80点を取ってきたとします。

 

「よく頑張ったね」というだけだったら、増長して勉強しなくなる。

 

「よく頑張ったね」の後に、「次は85点が狙えるね」と目標を付け加える。

 

そうすると、A10神経が脳の側坐核を集中的に活性化するわけ。

 

自己愛は膨らみにくく、意欲だけが刺激され、もっと勉強しようと感じるようになるんです。

 

 

このとき大事なのは、ほめられた人が、このまま頑張ると次はこの位できそうだと本心で思う目標の高さを設定すること。

 

80点を取った子どもが、次は85点は取れるなと思っていたら、85点がベスト。

 

にもかかわらず、次も80点というと、ドーパミンが脳内で余ってしまって増長する。

 

 

かと言って、次は100点をとれというと、ドーパミンがスッと下がってしまって気分が悪くなる。

 

その中間がベストなんです。

 

実は、大人も、今の若い世代は心が未熟。

 

ほめ方のこうした技術が有効なんです!!

 

 

こういう褒め方についての方法を解説する本を出した。

 

タイトルは、『今どきの大人を動かす「ほめ方」のコツ』

 

サブタイトルは、「こんなふうに声をかけられたら脳はもう、逆らえない」

 

この他にも、

・男性の脳と女性の脳で、褒め方をどう変えたらいいのか

・ほめるタイミングはいつがベストか

・形容詞は使わずに名詞をほめたほうが脳は強く反応する。

・失敗した人をほめるテクニック 

 

脳科学に基づく実践的なほめ方を解説しています!!!


 

「ほめられたとき」も「ほめたとき」も、

脳では凄いことが起きている!! 

 

人はほめられて育つ。

脳科学的に考えて、これはまぎれもない事実です。 

 

ほめられれば、誰だって気分がいいものです。

ほめられることでやる気が増したり、成長が加速したり、物事の仕上がりがよりよくなったりします。 

 

実は「ほめること」によって私たちの成長が加速する背景には、「脳のしくみ」が深く関係していることが研究で解き明かされています。

努力や能力を認めてもらってほめられたとき、ほめられた人の脳はA10神経が刺激を受け、ドーパミンが増えて快感を得ます。そして、もっと努力しよう、能力を伸ばそうとさらに意欲を燃やすのです。 

 

ほめることは、いってみれば、相手の能力を高め、持てる力を引き出す「最高のプレゼント」。

しかも、将来を担う人材の育成にもなかなかお金がかけられない今の時代にもピッタリの、お金も一切かかりません。 

 

そんな、脳レベルでやる気がぐんぐん湧いてくるほめ方の知恵を、毎日の生活に取り入れてみませんか? 

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◆こんな「戦略的ほめ言葉」が、大人の脳を本気にさせる 

◆脳の快感ホルモンが出るほめ言葉のカギは、形容詞でなく名詞 

◆男性脳VS女性脳――求めるほめ方の違いとは? 

◆新入社員・中堅社員を伸ばし、職場の一体感を生む「ほめの5段階評価」 

◆子どもの脳がぐんぐん育つ「目のつけどころ」 

◆こんな一言で、目上の人・気難しい人の心もわしづかみ 

――脳科学に基づいたコミュニケーションの極意!

 

「ほめられると嬉しくなる」「ほめられるとやる気になる」

――ほめられたときに生じるこのような感情の動きは、実は、人間の脳に共通した「ある性質」に基づいていることを知っていますか? 

別名「やる気神経」とも言われる「A10神経」がほめ言葉によって刺激されることで、脳内物質「ドーパミン」が分泌されます。

すると、気分がワクワクして血流や代謝が上がり、目の輝きが増して幸福感に包まれます。

これは、宝くじに当たったときや恋愛をしているときとほとんど同じ。つまり、「ほめられること」は高揚感とやる気を引き出す、脳にとっての大きな「報酬」なのです。 

この報酬は、断ることができません。誰もが不可抗力で「ほめ言葉のいい影響」を受けることになります。 

 

本書は、そんな脳が聞き入れずにはいられない、「人を動かすほめ言葉」を多数掲載! 脳科学の力で、毎日の仕事に「いい変化」を起こしませんか?

 

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